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【要注意】旅行サイトの利用トラブルが増加中!予約、支払い前のチェックポイント

チェックボックスにマークを入れる様子

国民生活センターの発表によると、旅行サイトに関するトラブルの相談件数が増加傾向にあるとのことです。その数は5年前に比べると約2倍にものぼります。旅行サイトの利便性は魅力ですが、その反面、リスクもあるということを改めて認識し、万全に対策するといいでしょう。こちらでは、トラブルの事例、そして旅行サイトを選ぶ際のチェックポイントについて解説していきます。

旅行トラブルに関する相談件数の推移

注釈:グラフは国民生活センター発表の資料に記載された「図1旅行に関するトラブルの相談件数」を基に作成。相談件数の定義などについてはそちらを確認。

トラブル事例

  • 旅行サイトで海外のホテルを予約したが、現地で予約が取れていないと言われた
  • 予約中「エラー」と表示されたため別の予約をしたら、二重予約になってしまった
  • 予約内容が、自分が選択した内容と違っていた
  • 代金を支払ったが、航空券を受け取らないまま事業者と連絡が取れなくなった
  • 半年後の航空券を解約したいが、代金の50%の解約料がかかる
  • 予約内容を訂正したいが、日本語の顧客対応窓口がない
  • 返金に関する顧客対応窓口の説明が間違っていた

出典:国民生活センター – インターネットで予約した旅行に関するトラブルにご注意

旅行サイトを選ぶ際のチェックポイント

予約、支払いを行う前に必ず隅々まで確認

システムエラーなどを原因とする予約ミスや二重予約などは、どんなに注意を払っても防げないものですが、それ以外のものに関しては事前によく確認することにより防げることもあります。予約、支払い前に今一度、利用を検討している旅行サイトの以下項目を確認してみるといいでしょう。

  1. 事業者の名称、住所、代表者や責任者の氏名
  2. 旅行業登録の有無
  3. 問い合わせ連絡先、受付時間、対応言語
  4. 支払い条件(先払い・現地払い)
  5. 旅行代金の内訳(支払い手数料・リゾート手数料・オプション料金・燃油サーチャージなど)
  6. 変更、取消、払い戻し時の条件
  7. 利用規約や契約約款

トラブルに巻き込まれた場合は専門機関に相談

万が一、上記のようなトラブルに巻き込まれてしまった場合、旅行サイトの運営元に連絡するのはもちろんですが、それでも解決しない場合は消費生活センター国民生活センター越境消費者センターへの相談をおすすめします。

消費生活センターの連絡窓口について

相談内容 国内事業者とのトラブル
電話番号 局番なしの188
その後、お住まいの都道府県や市区町村の消費生活センター窓口を案内
受付時間 お住まいの地域の相談窓口によって異なる(12月29日〜1月3日は休業)

国民生活センター越境消費者センターの連絡窓口について

相談内容 海外事業者とのトラブル
電話番号 なし
相談はホームページ、メール、FAXで受付
受付時間 365日24時間体制

国民生活センター:公式ホームページ
国民生活センター越境消費者センター:公式ホームページ

公開日:2016年9月16日

トラブルに巻き込まれない為に…旅行サイト選び方チェックリスト